今回は『蓋』を作ってみました。
ことのほったんは、はるか2年前でしょうか
揚げ物
を頻繁にやらない我が家では、一度使った油を次の揚げ物の日まで、市販の油漉し器に入れて何ヶ月も置いておくのはあまり向いておらず、何かいい方法はないかな~と、考えておりました。
と。
そんなある日、こんな瓶を見つけました。
以前、雑貨屋さんで衝動買いした取っ手付き瓶です。
ジョッキみた~い
いえいえ、口のところが、瓶の蓋をはめられるようになっているので、
飲み物を飲むって口当たりが。。。(-"-)
で、買ったものの放置されていたこの瓶ですが。
出番到来
揚げ物で使った油をこのジョッキに入れておいて、ミニレードルを入れておけば、
炒め物をするときに少しずつ使っていける
こんな感じです

しかし
蓋がないとホコリがはいる
買った時には蓋は無かった。
しばらくラップをかけていたが、きちゃないく、みすぼらしい。
何かいいものはないものだろうか。
できればレードルをさしっぱなしにできるものがいい…
うーん。無い。
それなら、作るか

ジャーン
こんな感じで
やっぱりガラス屋としては、ガラスで作るぞよ、と
レードルの部分はマーガリンの蓋のように
ガラスを削るのはおやすいごよう
つまみをつければ持ちやすいし
板ガラスに三角のガラス片を乗せてて窯で焼成すること数時間
が、しかし!
喜んだのも一瞬。
この撮影のあと、内側にストッパーを付けていたなかった“ただ乗せただけの蓋”はするっと滑って、パリンと割れた
当たり前か

ならば裏に瓶の口のよりひとまわり小さい丸いガラスを置いて上にまっぷたつに割れた色ガラスを置いて焼く
ストッパー兼修復。一石二鳥♪と焼いてみただが、それもまた束の間
今度は、窯の中で、ガラスの厚みによる温度差(温度の上昇下降のときの歪みで割れることがある)が原因で大破

窯から出てきた図。がーんΣ(゚д゚lll)
まっぷたつどころではない、ストッパーにしようと置いた白いガラスともくっついちゃって、再起不能

ちなみに、これは窯に入れる前の図。白い綿みたいなのは温度を上げた時に、ガラスが柔らかくなって、垂れ下がらないようにする抑え。
それから1年くらい経った昨日。
ふと思いついた
再起不能のガラスでいつまでも悩んでいるのではなく。
ガラスを変えよう

これは、板ガラスを自作していて、空いてしまった穴ありガラス。
ステンドグラスに使うには失敗作。
しかし。
この穴をもっと大きくすれば。
レードルがさせる♪
レードルをさしておけばすべらない♪
穴を削って大きくするのなんて、ステンドグラスで使っているルーターを使えばすぐに広がる♪
そしてできたのがコレ!

レードルをさしておけばすべらない、と思いつつも、ちょっぴり小さめのストッパーをつけてみた
つるっとさせるためにどちらにしろ窯に入れるのでね。

どうでしょう!できました!使い心地はバッチリで~す
ステンドグラスの合間にちょっと脱線。
窯で焼いてみるのは面白いです♪
※“板ガラスを自作”する技法を勉強したところは『グラスコム』(水吉郁子先生)です。
私は2年間しか行ってないないので、この技法は当教室では教えられません。まだまだ勉強中です。
★掲載のデザイン・写真・記事などは、KALAMA Glass Art Studioに帰属しています。無断使用・転用は犯罪となります★

揚げ物

と。
そんなある日、こんな瓶を見つけました。
以前、雑貨屋さんで衝動買いした取っ手付き瓶です。
ジョッキみた~い

いえいえ、口のところが、瓶の蓋をはめられるようになっているので、
飲み物を飲むって口当たりが。。。(-"-)
で、買ったものの放置されていたこの瓶ですが。
出番到来

揚げ物で使った油をこのジョッキに入れておいて、ミニレードルを入れておけば、
炒め物をするときに少しずつ使っていける

こんな感じです


しかし

蓋がないとホコリがはいる

買った時には蓋は無かった。
しばらくラップをかけていたが、きちゃないく、みすぼらしい。
何かいいものはないものだろうか。
できればレードルをさしっぱなしにできるものがいい…
うーん。無い。
それなら、作るか



ジャーン

こんな感じで

やっぱりガラス屋としては、ガラスで作るぞよ、と

レードルの部分はマーガリンの蓋のように

ガラスを削るのはおやすいごよう

つまみをつければ持ちやすいし

板ガラスに三角のガラス片を乗せてて窯で焼成すること数時間

が、しかし!
喜んだのも一瞬。
この撮影のあと、内側にストッパーを付けていたなかった“ただ乗せただけの蓋”はするっと滑って、パリンと割れた

当たり前か


ならば裏に瓶の口のよりひとまわり小さい丸いガラスを置いて上にまっぷたつに割れた色ガラスを置いて焼く

ストッパー兼修復。一石二鳥♪と焼いてみただが、それもまた束の間

今度は、窯の中で、ガラスの厚みによる温度差(温度の上昇下降のときの歪みで割れることがある)が原因で大破



窯から出てきた図。がーんΣ(゚д゚lll)
まっぷたつどころではない、ストッパーにしようと置いた白いガラスともくっついちゃって、再起不能


ちなみに、これは窯に入れる前の図。白い綿みたいなのは温度を上げた時に、ガラスが柔らかくなって、垂れ下がらないようにする抑え。
それから1年くらい経った昨日。
ふと思いついた

再起不能のガラスでいつまでも悩んでいるのではなく。
ガラスを変えよう


これは、板ガラスを自作していて、空いてしまった穴ありガラス。
ステンドグラスに使うには失敗作。
しかし。
この穴をもっと大きくすれば。
レードルがさせる♪
レードルをさしておけばすべらない♪
穴を削って大きくするのなんて、ステンドグラスで使っているルーターを使えばすぐに広がる♪
そしてできたのがコレ!

レードルをさしておけばすべらない、と思いつつも、ちょっぴり小さめのストッパーをつけてみた

つるっとさせるためにどちらにしろ窯に入れるのでね。

どうでしょう!できました!使い心地はバッチリで~す

ステンドグラスの合間にちょっと脱線。
窯で焼いてみるのは面白いです♪
※“板ガラスを自作”する技法を勉強したところは『グラスコム』(水吉郁子先生)です。
私は2年間しか行ってないないので、この技法は当教室では教えられません。まだまだ勉強中です。
★掲載のデザイン・写真・記事などは、KALAMA Glass Art Studioに帰属しています。無断使用・転用は犯罪となります★
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