ケイム技法は緻密さが大切
ステンドグラスの技法には、ふたつあります。
今回は、先の日記に出てきた「ケイム技法」を説明します。
日本語では、「鉛線」(鉛桟)といって、H鋼もしくはU鋼のものを使用し、
HもしくはUの溝の部分にガラスをはめて作っていきます。
そして、つなぎ目をハンダでとめ、H鋼やU鋼のガラスとの隙間をパテで埋めます。
ガラスがカタカタ動かないように、ですね。
この技法は、ヨーロッパの教会などで作られていた昔からの技法をそのまま受け継いでいる技法です。
この技法は、カチっと直線が出るので、窓などでクラシックな雰囲気を出すことができます。

しかし、縦線のケイムに横線となるケイムを接合するとき、直角、及び隣の線と一直線になるように気を使わなければなりません。

ちょっとでもずれてしまうと、最終的に「手作り品」になってしまいます。
「線、平行じゃないよね?
」とか「ずれてるね
」と言われかねません。
ステンドグラスは手作り品ですが、建築部材の一部でもありますし、自分が使うものではなくお客様が使うものなので、きちっとずれることなく作りたいところです。

コーナーの仕上げ。
上からハンダで止めてしまいますが、そのハンダも縦と横がビシっと合っていればきれいに仕上がるんです。
こだわり。
合わせていくときに出る切りカス。何ミリでしょう・・・1mm以下なのは確かです

大変な道のりですが、出来上がったときは、嬉しいもんです

KALAMA Glass Art Studio
chigasaki134@gmail.com
★掲載のデザイン・写真・記事などは、KALAMA Glass Art Studioに帰属しています。無断使用・転用は犯罪となります★
今回は、先の日記に出てきた「ケイム技法」を説明します。
日本語では、「鉛線」(鉛桟)といって、H鋼もしくはU鋼のものを使用し、
HもしくはUの溝の部分にガラスをはめて作っていきます。
そして、つなぎ目をハンダでとめ、H鋼やU鋼のガラスとの隙間をパテで埋めます。
ガラスがカタカタ動かないように、ですね。
この技法は、ヨーロッパの教会などで作られていた昔からの技法をそのまま受け継いでいる技法です。
この技法は、カチっと直線が出るので、窓などでクラシックな雰囲気を出すことができます。

しかし、縦線のケイムに横線となるケイムを接合するとき、直角、及び隣の線と一直線になるように気を使わなければなりません。

ちょっとでもずれてしまうと、最終的に「手作り品」になってしまいます。
「線、平行じゃないよね?


ステンドグラスは手作り品ですが、建築部材の一部でもありますし、自分が使うものではなくお客様が使うものなので、きちっとずれることなく作りたいところです。

コーナーの仕上げ。
上からハンダで止めてしまいますが、そのハンダも縦と横がビシっと合っていればきれいに仕上がるんです。
こだわり。
合わせていくときに出る切りカス。何ミリでしょう・・・1mm以下なのは確かです


大変な道のりですが、出来上がったときは、嬉しいもんです


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